日天宮と月天宮 ・ 常陸国府と信仰 石岡市
日天宮 石岡市国府七丁目四番(旧、幸町)祭神は、天照大神
国府に古くから伝わる社です。六号国道恋瀬橋方面から石岡市内へ入る幸町信号の緩やかな坂道を少しのぼると直ぐ、左斜めへ同じ方向に向かうやや細い通りを登ったところ左側にあります。この宮は古く神世の神を崇める宮で國造り、常陸国衙の頃からの宮と思われます。
古い石祠もひとつあり、数次にわたって撮影を試みたが判読できなかった。石祠は祠にみあった小さな堂宇に納められているが年月を経て風化が著しい。最近ではSfM (3次元モデル)などによって解明技術が進んできているようです。
〈古くから、日、月、星は人々の信仰の対象となっていたが、常陸国衙が置かれた石岡には、それらをまつる社殿として日天宮、月天宮(貝地一丁目)、星の宮(府中五丁目)が創建された。後にこの三社「府中三光宮」と呼ばれるようになったが、現存するのは、この日天宮と月天宮で、星の宮は、地名にその名を残すのみである。日天宮の祭神は、天照大神で、現在大小二つの鳥居と間口5.4メートルの社殿、裏に奥の宮がある。また、日天宮が古くからこの地域の人々の信仰を集めたこともあってって本殿左には間口3.6メートルの稲荷大明神、右には御岳神社がある。〉 (案内板原文のまま)
昭和六〇年三月
石岡市教育委員会
石岡市文化財保護審議会
日天宮 石岡市 photo 8,Oct.2015
日天宮 石岡市 8,Oct.2015 photo2日天宮 石岡市 8,Oct.2015 photo3
石祠 日天宮
石祠 日天宮
日天宮 石岡市 8,Oct.2015 photo3稲荷神社
神社付近
神社入り口
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